かなり前から積ん読になっていて、気になっていた本をやっと読み終えたので
内容を自身に定着させるために、書評(というか、自分の理解)を書いてみようと思います。
読んだ本は、倉下忠憲(@rashita2)さんの
「FacebookTwitterで実践するセルフブランディング」
という本です。
ずーっとSNS上で、どんな風に見られたいのか、
そして、それを実現するためにはどうするのか?
という疑問を持ちつつ、いろいろ適当な発言をしていたわけですが
ここいらで、いっちょしっかり自分の考えをまとめておくかと思い、
数ある積ん読の中から引っ張ってきまして、一気読みしました。
初版は2011年ですので、今とは若干情勢が変わっているところもあります。
Twitter、Facebookと銘打ってはありますが、まだFacebookに懐疑的なところも見られます。
とはいえ、セルフブランディングに対しての考え方というのは、そうそう変わることはなく、読んでいく中で頷いた箇所は多かったです。
本書は、ネットを使って発信ができるようになった普通の人が、セルフブランディングをすにあたっての基本的な考え方から始まり、どうやって自分のブランドを構築するか、そもそも自分をブランド化するにあたり、何をブランドにするかというところから誰にでも分かるように丁寧にページが割いてあります。
本書を読んで、僕が感じたブランドを持つことのメリットが出てきた背景を整理しておくと
・ネット(SNS)が出来たことで、ゆるい繋がりを、数多く保持して置けるようになった
・SNS上での発信が、その人の属性を定義する
・似たような属性の人が、ネット上にコミュニティ(クラスタ)を作る
・コミュニティ上での有名人になることで、コミュニティにおいて活躍できる場が新たに出来る
このために
・コミュニティ上で有名人になるためには、人物像を他者から、明確にイメージしてもらうことが重要
と。
では、どうやって自分にあったブランドを作るかというと、、
- 自分で行う
- 継続する
- 嘘はつかない
- 短期的な効果を求めない
- 自分だけを目立たせない
という原則にもとづいて、以下の3つの要素を絡めてつくり上げると筆者は述べています。
- 歴史:過去にどんなことをやってきたのか
- 技術:今何ができるのか
- 価値観:これからどうしたいと思っているか
では、その方向性はどうやって見つけるかというと。。
- 自分の感動するポイントが、他者の共感を産み、それがブランドとなる。
- 他者と比較して異なっているところを強みとして、感動するポイントと絡めるとグッド
僕が知りたかったセルフブランディングに対する基本的な考え方は、上記の様にまとめられていました。
この後は実際にどうやってセルフブランディングを行っていくかという具体例が出てきますが、この辺りは、今の時点で少し古い書籍になるので、さらっと流し読む程度でした。
セルフブランディングについて、何も考えられていない状態だったので、
一度、セルフブランディングについて考えてみようと考えておられる方にオススメです。
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