2015年7月10日金曜日

WWDC2015情報共有会に行ってきました

先日アプリ開発に関する発表会に行って発表してきました。

何を発表してきた??

WWDCというAppleが行うソフトウェア開発者向けの新技術説明会が毎年サンフランシスコで行われています。昔はそこで新ハードがOne more thingで発表されてたりして、一般の方にも知られたイベントになりましたが、本来は、ソフトウェア開発者向けのクローズドなイベントでして、今年はちょっとAppleミュージックの発表が長すぎたんじゃねーかとか言われてますが、まぁそういう会がありました。
そこでの発表資料は、全てWeb上に公開されているのですが、新技術の守備範囲はとても広く、しかも英語で公開されるので、一人で全ての内容を網羅することは至難の技なのです。
なので、みんなで知っていることを持ち寄って情報を共有しようというのが今回の会の趣旨でした。

ことの流れは??

自分の実力が、その界隈ではまだまだ足りてないから発表する勇気が持てなかったんですが、みんな最初から実力があったわけではないし、すごい人も最初の一歩がどっかであったはずで、最初の一歩を踏まないと、何も始まらないと思って、僕の師匠からメッセでプレッシャーかけられてたこともあり、勇気を持って「抽選制」の発表者枠に立候補しました。
外れちゃえば、まぁ運がなかったよねと開き直れるし、当たっちゃったらそれはそれでしょうがないから頑張って準備しようみたいな、そんな運任せでいいや!って感じでの発表者枠への立候補でした。

結果は、残念ながら?当選、発表する流れになりました。

後から聞いたんですが、主催者の@akio0911が発表者の枠を後からいじって全員発表できるようにされてたようで、結局なんか手のひらで踊らされてた感じが(笑)
そんなわけで、発表するには実力が足りないかもしれない、こんなこと発表する意味ないかもしれないという葛藤と戦いつつ、資料を新宿に向かう高速バスの中でも作りつつ現場に向かい、発表をしてきました。

こういう場で発表してみて感じたこと

発表の内容は専門的な内容になるので割愛しますが、発表の場で経験したのは、今までに経験したことのない緊張でした。
いつもの発表であれば、自分がしゃべることは、誰よりも自分が知っている状態で発表するので、質問されてもちゃんと回答できるという自信がありました(あ、こう思うとやっぱり自分に自信を持つって大事なんですね)。

ですが今回の発表内容は、アップルによってすでに公開されている情報(ただし英語)を、自分より技術水準の高い多くの方々に対して発表するということで、これは自分より発表内容をよく知っている方がたくさんいてはる可能性が高い、自分が答えられないツッコミが来る可能性が、従来のものよりはるかに高い=恥をかかされる可能性が非常に高いということを示していて、おっそろしく僕にとってアウェイな環境(と思ってた)の中で発表したので、途中で、喋ってて息が、息が、、っていう状態、息継ぎが自然にできない、意図的にしゃべるのを止めて深呼吸をするぐらいに普段より緊張した状態で発表を行い、まぁなんとか発表をさせていただいたわけです。

やっぱり所定時間をオーバーしてしまったりしたわけですが、今考えるとそこまでアウェイの環境じゃなかったんじゃないかと思ったりもしています。なぜならできるソフトウェア開発者の方ほどそういう場で発表をされていて、その辛さを経験されたことがある、あまり人を色眼鏡で見ない、純粋に自分の知識にないものを、だれか素性の知れないような人が言っても受け入れる、ということで決してけなしたりするような人はその場にいなかったから。ただ僕の思い込みで、いろいろやばいかもって思ってただけでした。

発表を終えて。。

会での反応はというと、発表を終わった後、特に質問もなくて、あー、発表内容微妙だったか。。とか思ってたのですが、
・トップバッターとして発表させていただいたこと
・自分がわかるようにしか発表内容は作れないので、結果として誰にでも発表内容に言及できる程度の難易度の内容を発表したこと
・結構な目玉機能なのになぜか日本語情報が少ないということ
などから、結構僕の発表内容にハッシュタグ上で、言及があってとてもありがたい気持ちになっています。
今になって考えると、自分にわかるようにしか資料は作れないわけで、なおかつ、自分のスキルレベルがその場では結構低い方だと思うので、あの場にいる方なら誰でも理解できた、つまり興味がないんじゃなくて、全部理解してもらえた人が多かったということだと考えると、質問が少なくても、良かったのかなと考えています(ハッシュタグ上での言及は多かったし)。

これはブログとかでも同じだとは思いますが、「既存の情報をわかりやすい形でまとめなおす(今回の場合は、アップルの発表内容を、要点を押さえて、英語を日本語にする)」ということも、世間に対しての貢献となるんだなぁと思いました(過去にどっかで見た気がするな)。
ハッシュタグを追っていると、僕よりもはるかにすごい方々が、僕の発表内容を聞いて、参考になった的な内容をtweetされてて、別に難しいことを言う必要はなくて、必要とされること(なぜか日本語情報が少ない目玉機能についての解説)を言えばいいんだーと思って、勇気を持って発表してみてよかったなぁと。
そんなことを感じながら、今このことを書いています。

今、どんな感じになっているんだろうと思って、ハッシュダグを追っていると、今回の会のハッシュタグでとぅぎゃったーが作成されており、これがまた結構見られていて、なおかつ、僕の作ったスライドをslideshareというスライドをネット上で公開するサービスで公開してるんですが、そこでのスライドのビュー数が、僕のブログの普通の記事のPVなんかよりもはるかに多いView数を集めていて(いや、それは僕がpost数を確保できてないからで笑、僕のあまり書いてないブログでもちょっとPV狙ってみた人気記事よりかは今の所少ないですけど。。)、ちゃんと強みを発揮してそれをネット上に残していくことで、影響力は大きくなっていくな、と感じた次第です。

と長々と書いてしまいましたが、最期に参考資料だけ添付しときます。

昨日のイベントのハッシュタグ
https://twitter.com/search?q=%23WWDC21cafe
イベントの募集ページ(だれがイベントに来はったか分かる)
http://connpass.com/event/16691/
→このイベントに資料(今回なら↑にあるslideshareのURL)を紐付けると、参加者に対してメールが飛ぶ→さらにアクセスが集められるという仕組みが。。
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