2013年12月11日水曜日

望年会

望年会。

そんな会にお呼ばれしたので行ってきた。



事の始まりは、半年前に遡る。
僕は勇気を振り絞って、ある決断をした。

その決断は、今までの自分と決別するための決断。そして今は見えない道を切り開くための決断。

今まで惰性で流れていた時の流れを、自身の決断で、変える。


でも変えた時は気づかない。


なぜなら、進むべき方向が変わっても、現在地は変わっていないから。
だから迷う。
戻る。
結果変わらない。変えられない。



進んでいる方向が変わったことは、歩を進めた後で、「決断をした始点」と「決断をしなければ、そのまま流れ着いていた終着点」と「決断をしたことで到達した終着点」の三点を比較して初めてわかるから。


だから考える。

半年前に、決断しなければ今頃何処にたどり着いていたか?

周りにいる人は、変わらない。
職場の人や旧友だけだ。
変わらないんだから。

やっていることも、変わらない。
愚痴をこぼしながら、たまに飲んで憂さを晴らしていたんだろう。
変わらないんだから。

悩んでいることも、変わらない。
いつまで経っても同じことを悩んでいるままだっただろう。
変わらないんだから。


想像した終着点は、思っていた以上にヘビーだ。
想像した終着点と、自分の今の立ち位置を比較してみる。

周りにいる人は変わった。
能動的に関係を作り、その結果、周りに合わせる必要はなくなった。
周りは、自分と同じことを考えている仲間だから。

やっていることも変わった。
望年会にわざわざ何時間もかけて出かけることなど、以前は考えられなかった。
仲間に会うため。
ただそれだけのために。

悩んでいることも変わった。
小さな小さなことで悩んでいたのが、バカらしくなる。
今の悩みは、もっと自分に根源的な悩みであり、見ること考えることを避けてきていた悩みだ。
以前なら気づいてすらいないだろう。



今なら言える。
僕の歩む方向は変わった。
変えられた。

そんな僕にとってのエポックメイキングな一年が終わろうとしている。

今年は変えられた。
来年も同じ感想を持てるほどの一年を過ごすことができるだろうか?

考えるまでもない。
できるはずだ。
今の仲間がいれば、きっと変わっていける、進歩していける。
今の僕がいる、自分を変えられた僕がいるのは、仲間がいたからだ。
そう思える仲間と過ごした望年会。

僕は短くも同じ時間を、恵まれた仲間と共有できたことが嬉しい。

これだけが言いたかったんだ。
みんな、そばにいてくれてありがとう。

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